米国のバイオベンチャー企業であるモデルナが厚生労働省と、
現在開発中のコロナワクチン供給に向けて協議を進めております。
本日、上記内容でモデルナからプレスリリースがありました。
ツイートを以下まとめます。
日本への供給数量は4000万ドース
コロナワクチンは一人につき2回打つ必要があるため、2000万人分の供給となります。
現在モデルナは第三相臨床試験段階です。
米食品医薬品局(FDA)の承認は早くても10月以降になるみこみです。
日本への供給は2021年以降になるみこみ
公式のリリースを読むと2021年の前半以降に日本への供給を始める予定であると記載あります。
国内サプライヤーは武田薬品工業になっております。
ただしFDAからの承認が得られればの話です。
またモデルナについて企業概要説明させていただきます。
以下、公式リリースからの企業概要を引用致します。
a biotechnology company pioneering messenger RNA (mRNA) therapeutics and vaccines to create a new generation of transformative medicines for patients
https://investors.modernatx.com/news-releases/news-release-details/moderna-confirms-discussions-ministry-health-labour-and-welfare
mRNA技術のパイオニアで新世代のワクチン開発、創薬目指しているみたいです。
ちなみに現段階ではこのmRNA技術を使用したワクチンが承認された例は世界に1つもありません。
モデルナはコロナワクチンの開発スピードにおいては、
米国からの莫大な資金援助もあり、既存の技術を使用した企業をさしおいて、
トップグループに位置しております。
仮にモデルナのワクチンがFDAに承認されることになれば、
日本に入ってくるワクチンの中では初期のワクチンになると思います。
またモデルナ株ホルダーとしても、
うれしいニュースとなりました。
ただし、恐らくですが、
モデルナが米国と1億ダースの供給に合意したときに
株価がまったく反応なかったことを踏まえると、
市場がワクチン承認に対する見方は非常にシビアです。
それゆえに、今回のニュースが株価に与える影響は小さいと思われます。
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