【Netflix】ペーパーハウス感想(シーズン2)

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今回はNetflix配信ドラマのペーパーハウス シーズン2の感想を書いていきます。

作品概要

ペーパーハウス(スペイン語題: La casa de papel、英題: Money Heist)はスペインにて2017年より放送されているテレビドラマシリーズです。2019年のシーズン3以降はネットフリックスにて制作・配信されているみたいです。現段階(2020/9時点)ではシーズン4まで公開されております。

  • シーズン1のレビューは以前の記事で書いておりますので、宜しければご覧ください。

シーズン2予告映像

以下シーズン2のトレイラー映像になります。

以下ネタバレご注意ください。

シーズン2の見どころ・感想

教授とラケル(警部)の関係

二人の関係性はシーズン1から注目してましたが、シーズン2も見ごたえがありました。特にラケルが教授の真の正体に気づいてからの彼女の感情がとても複雑でした。警部としての立場としてはもちろん、教授のことは憎むべき敵ですが、そう思い込もうとすればするほどもう一方の感情(警部としての立場を忘れて教授を受け入れたい)という気持ちが芽生えてきます。ドラマ終盤でも、盟友でもあった仲間に、善悪の区別が分からなくなってきたとこぼしております。それは教授だけの問題ではなく、元夫に感じてしまう理不尽さ(DV被害を受けているのに、周囲は聞き入れてくれない)、警察内部の考え方の違いなども、色々なことが絡んでいたのでしょう。最後には結局教授のことも受け入れ、教授側に寝返ります。

また教授の立場からみても、当初は計画の一環としてラケルに接近していくわけですが、途中からは1人の女性として、計画度外視で彼女にのめりこんでいってしまいます。教授は常に冷静さを保っていた(ように見える)ので、どこから感情移入していったのかははっきりと分かりませんが。。
そして一番印象に残っているシーンは、このシリーズのラストシーンでもある、9話目の最後の2人が再開するシーンです。ラケルは事件から1年後、教授が残したヒント(座標)に気が付き、はるばるフィリピンまで足を運びます。指定された目的地までもう少しといったところで、ラケルのスマホの電源がきれてしまいます。落胆、困惑しているラケルが映し出されますが、その目線の先には、、

伏線の回収の仕方が素晴らしいです。

ベルリンの最後

司令塔としてはとても切れがあり優秀で十分な働きをしておりましたが、独裁色が強くあまり好感を持たれない人物だったと思います。その最期まで自分の哲学を貫いており、最後のシーンはとても心に残っております。個人的な私利私欲で動くようなタイプではなく、自分を犠牲にしてでも仲間を助けるという高潔な態度、行動には一貫性がありました。ベルリンなしでは、このチームをまとめ上げることは不可能で、彼がいなければ今回の作戦は失敗していたかもしれません。

マイナス点としては一人の女の子と、パワハラとも言えるような関係で「恋人ごっこ」をしておりましたが、彼女の心に深手を背負わせてしまいました。事件後、その女の子の傷が癒えるといいなと思います。

トーキョーの逮捕

トーキョーは自らの後先を考えずに感情的に行動してしまう性格のせいで、ベルリンから危険分子とみなされてしまいます。そしてトーキョーは仲間に縛りつけられ、強制的に警察の元へ送還(2話中盤)されてしまいます。造幣局の外で警察に拘束されてしまうわけですが、そのシーンでみられるトーキョーの御姿が美しい🤤笑。今までトーキョーの言動にはイライラさせられることもあったわけですが、それも赦せてしまうようなシーンでしたね、、

また逮捕されたあとも、途中で脱出を図り、見事に造幣局内にカムバックします。そのせいで、モスクワが被弾してしまうわけですが、とても悲しいシーンでした。自らの無鉄砲さゆえに周りを巻き込み、その場では反省してますが、再度同じような被害を出してしまいました。

今作では非難を一気に背負ってしまうような役柄なので仕方ないのですが、シリーズを通してトーキョーからは、儚さ・脆さ・美しさを感じさせられました。

Bella Ciao(さらば恋人)

このドラマの中でも何回か流されている歌ですが、最終話の脱出するシーンでも使用されております。確かシーズン1の終盤でも流されておりましたが、この曲が流されるシーンはとても心に残っております。この曲の歴史的にも自由への讃美歌として歌われているようで、とても高揚感を煽られます。また曲のテーマは圧力からの解放、自由といったような場面で歌われているようですがこのドラマのメインテーマとも合致しています。

終わりに

シーズン1,2とかけて造幣局への強盗編は完結しました。緻密な計画を実行すると行った割りに細かな突っ込みどころはあったと思いますが、テンポがよかったので、あまり気にせずに見進めることができました。またこのドラマの見所は、計画の実行そのものよりも、登場人物の心情が複雑に絡み合っているところにあると思います。どれほど計画を綿密に立てようと、人の心の機微までは読み切れないですね。今回のシリーズで登場人物たちが失ってしまったもの、手に入れたものはあると思いますが、それぞれが未来に向かって歩んでほしいと思います。

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